一般紙・特殊紙の販売・オーダーなら紙卸商の「株式会社山利」

用語集

あ行
か行 菊判
きくばん
洋紙の規格サイズ。636×939㎜。
日本に最初に輸入されたときに菊のマークが付いていたことから、この名称で呼ばれるようになったとされています。
  斤量(表記:kg)
きんりょう
紙の重量を示す。従来、用紙の重量の単位に「斤」を用いていたことから斤量という言葉を使っていましたが、現在ではkgに統一され連量と呼ばれるようになりました。
現在でも紙の重量や厚さを指す言葉として使用されています。
  グリーン購入法
グリーンこうにゅうほう
平成12年に定められた「環境に配慮した製品を率先して購入すること」や「そのための情報提供などについて」定める法律です。環境負荷低減の助けとなる製品やサービスを優先して購入することを推進するとともに、適切な情報提供を促進しています。
  グリーン電力
グリーンでんりょく
地球温暖化防止およびCO2削減に貢献する、風力、太陽光、バイオマス、水力、地熱などの自然エネルギーによって発電された電力。これらの再生可能エネルギー電力によって得られた電力の環境付加価値を取引可能な証書にしたもの、またはそれを用いる制度のことです。
  化粧断ち
けしょうだち
紙の断裁方法のひとつです。一度断裁の刃を入れたあとに、もう一度仕上げの断裁をする方法です。正確なサイズに断裁することや、印刷のトラブルとなる紙粉を低減させる効果があります。
印刷物の断裁の場合、一回り大きめの紙に印刷をした後に、規格や指定のサイズに合わせて綺麗に断裁をすることです。
  合成紙
ごうせいし
主に石油から作られる合成樹脂(ポリプロピレン等)を主原料として製造された紙が一般的である。しかし近年では明確な定義はなく、木材パルプだけでなく、様々な原料によって作られた、耐久性・耐水性・不透明性などの特性を兼ね備えた紙をいう。紙や合成樹脂フィルム両方の特性を兼ね併せたものが多い。
  古紙
こし
一度紙の製品として流通し、一般家庭や企業などで使われた後の紙や、紙商や印刷会社等で断裁された後の切りくずの紙が、ゴミとは別に再利用を目的に回収されたものを「古紙」と呼ぶ。「古紙」の利用はゴミの減量化、エネルギー削減、資源の有効活用につながる。一方で、古紙を再生紙に作り替える過程において、高コストであり紙の白色度や強度が落ちるといった欠点もある。
さ行 四六判(4/6)
しろくばん
洋紙の規格サイズ。1091×788㎜。
B判よりやや大きく、書籍の判型「四六判」(4寸2分×6寸2分[127×188㎜])が、32面とれるサイズです。
  紙粉
しふん
紙の抄造時に表面についた粉末状のゴミや、紙の断裁により紙の繊維などの切りくずが紙面から分離したものです。紙粉は、印刷において、ピンホール(印刷面の穴空き)などのトラブルの原因になることが多いです。紙粉を完全に取り除くことは難しいですが、断裁時に化粧断ちをすることで、低減することが可能です。
  全判(全紙)
ぜんばん
断裁されていない印刷用紙の大きさの呼称。 A列本判、B列本判、四六判、菊判、ハトロン判などがあります。半分した紙を「半裁」、四分の一にした紙を「四裁」と言います。
た行 耐油紙・耐水耐油紙 油や水が浸み込みにくい耐油性や耐水性のある機能紙。主に各種食品包材等に使用され、フッ素系、非フッ素系、表面にラミネート加工がされたものなど用途や機能に応じて様々な種類があります。
  縦目(T目)
たてめ
平判に仕上げた際に、断裁された印刷用の紙目が紙の長辺に対し平行に走っている紙のことです。T目は縦目の略号。
  中性紙
ちゅうせいし
紙の耐久性などを高めるために中性領域で製造された紙です。
また、インクのにじみ防止に炭酸カルシウムなど中性の材料が用いられています。
 
つか
書籍の背幅や紙の厚さ、密度の意味で使用します。
束の出る紙とは、密度が低くて嵩の高い、紙の重量に対して標準以上の厚みの背幅となる紙を指します。
 
つつみ
平判の包装単位。包装する場合は使いやすさ、持ち運びやすさなどを考慮し、1,000枚をいくつかに分割して包みます。その包装単位を「包」といいます。
紙の厚さや重さによって一包の枚数が異なり、厚い紙は包あたりの枚数が少なく、薄い紙は多い傾向にあります。
  坪量(表記:g/m2
つぼりょう
1m2あたりの紙の重さを示す単位。米坪とも呼ばれる。
一般的に、用紙が厚くなればなるほど重量が増していくので、紙の厚みと同じような意味合いで使われます。
  取り都合
とりつごう
決められた紙の大きさの中から、必要とする部材がどれだけの数量を取る事が出来るかという事。「取り都合が良い」とは紙のロスが少ない状態のことを指して言い、逆に「取り都合が悪い」とは紙のロスがたくさん出る状態を指します。
な行 流れ目(紙の目)
ながれめ
紙の繊維の流れる方向。流れ目には、T目(縦目)とY目(横目)があります。流れ目は紙に折加工を施したり、出力する際に重要な要素となります。
は行 バイオマス
ばいおます
生物体を原料にしたエネルギー資源の総称。
従来から燃料としても利用されてきたが、化石燃料の枯渇が認識されるようになって注目されるようになりました。
  ハトロン判
はとろんばん
洋紙の規格サイズ。900×1200㎜。耐久性のある包装紙ではハトロン判を利用するのが一般的です。
  PEFC森林認証
PEFCしんりんにんしょう
PEFC(Program for the Endorsement of Forest Certification Schemes)森林認証は、各国・地域で作成された森林認証基準を相互承認する団体です。
  光触媒紙・エアクリーンペーパー
ひかりしょくばいし えあくりーんぺーぱー
光をあてることによって、臭いや有害物質やなどを分解・除去する働きを持つ紙です。太陽光や蛍光灯に含まれる紫外線に反応して、周囲のアセトアルデヒト・ホルマリン・アンモニアなどの有害物質等を酸化分解します。用紙の寿命がある限り、半永久的に消臭・抗菌効果が持続します。エアクリーンペーパーとして販売しています。
  平版(印刷)
へいはん
印刷版式の一種。版面に明らかな凹凸の認められないものをいいます。現在の印刷方式の主流であるオフセット印刷も平版印刷のひとつです。化学処理で画線部は親油性に、非画線部は親水性にし、水と油の反発を用いて印刷します。
  米坪(表記:g/m2
べいつぼ
1m2あたりの紙の重さを示す単位。坪量とも呼ばれる。
一般的に、用紙が厚くなればなるほど重量が増していくので、紙の厚みと同じような意味合いで使われます。
ま行 枚葉紙・枚葉印刷機
まいようし・まいよういんさつき
4/6判やキク判などの規格サイズにカットされている紙を枚葉紙と呼びます。枚葉紙を印刷する機械が枚葉印刷機と呼ばれ一般的にオフセット印刷機が主流となります。
  巻取紙
まきとりがみ
一定の幅に断裁しロール状に巻かれた紙の事で、ロール紙とも呼ばれます。
紙幅×流れ目でサイズを表示します。大量印刷に用いられる輪転印刷機用の印刷用紙に採用されています。
や行 横目(Y目)
よこめ
平判に仕上げた際に、断裁された印刷用の紙目が紙の短辺に対し平行に走っている紙のことです。Y目は横目の略号。
ら行
れん
洋紙や板紙の取引上の枚数単位のこと。洋紙は1,000枚、板紙は100枚で1単位と定められています。
  連量(表記:kg)
れんりょう
1連あたりの重量のこと。
同じ銘柄の同じ原紙寸法では、連量の数値が大きいほど厚い紙に、小さいほど薄い紙を示すことになるため、紙の厚みを知るための目安ともなります。
わ行
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